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お部屋探しの前に…

ここでは『お部屋探しのコツ』について少しだけ、お話しさせてください。

*【家賃について】
お部屋を探すに当たって一番重要な事は予算。【家賃】のことです。毎月支払うものなので、無理な設定は止めましょう。
一般的によく聞くのは『給料の3分の1以内』という言葉。
現在は生活費の高騰などにより、家賃以外の支出も多いので『給料の手取りの3分の1』以内が良いでしょう。
家賃を考えるときは、共益費や管理費、雑費なども含めた金額で考えてください。

*【間取り】
現在住んでいる間取りを思い浮かべながら、広さや収納を十分把握して、
自分の生活空間を探してみてください。
持っている家具、これから欲しい家具の配置などを考えて探しましょう。

*【物件から駅までの距離】
駅から物件までの距離はお部屋を探す上で意外と重要です。
駅から離れれば家賃は安い傾向となりますが、毎日、歩く距離は天候や体調によっては負担となる場合があります。
自転車を使うから大丈夫、バスがあるから大丈夫と思っている方は物件を決める前に、
一度、天候の悪い日の通勤時間にそのルートを使ってみるのも良いと思います。
バスが来ない、自転車通勤したいけど駅前に駐輪場が無いという事も十分あり得ます。
駐車場であればなおさら、そのような事に考慮が必要です。
多少歩くのが苦じゃない方は問題はありませんが、そうじゃなければ希望エリアから少し賃料が下がるエリアまで駅を変えても
『駅近物件』に住んだ方が通勤が楽だった…なんてことも起こるのです。

*【室内設備】
バス・トイレ別、ベランダ、フローリング、オートロック、出窓…。
希望を100%叶えてくれる物件という物は予算に関係なく、かなり少ないと言ってよいでしょう。
お部屋を探すときは『これだけはあって欲しい』という物の優先順位を決めておきましょう。


*【お部屋探し】
大体のVISIONが見えてきたら不動産検索サイトで希望条件を入力し、お部屋を検索してみましょう。
自分の条件に合うお部屋が見つかったら、必ず、物件を見に行くことをオススメします。
今はインターネットで内見など、物件の中身を知るすべはありますが、実際に見るのとはやはり違いがあると思います。
物件は部屋の中身を知ることが一番ですが、周辺環境や最寄り駅の雰囲気、生活圏にあるお店や公共機関、病院など、自分が生活を始めるために必要な物があるかという事も極めて重要になります。
気になるお部屋は2度、3度見に行けば、1回目では分からなかったことに気づけたりします。
明るい時間と夜は街の雰囲気が変わる場所もあります。
そういう事も踏まえて見ていくことはお部屋探しにはとても重要です。
そして、間取りや収納、内部の手直しの状況で物件にはかなりの差るものです。
築年数や広さ(平米数)、外観だけで判断することなく、暮らしをイメージしてお部屋を見て決めましょう。

*【契約したい!】
気になる物件が見つかり、気持ちが固まったら不動産会社に連絡をして所定の手続きを取ります。
その際に記入する『入居申込書』はなるべく空欄が無いようにしましょう。
その場で埋められない場合、一度持ち帰って記入する余裕を持つことが大切です。
申し込みした後でキャンセルする方がいますが、気持ちが固まるまで入居申し込みはしないようにしてください。

*【契約費用】
契約金は各地方によって違いがあるようなので一概に言えないのですが、敷金、礼金、前家賃、共益費(雑費)、仲介手数料、火災保険という物が主な明細です。
しかし、今は保証会社やクリーニング費用、鍵交換代など、物件契約金以外の費用が必要なお部屋もあるため、物件の図面をよく注意して読み、疑問点はクリアにしておきましょう。
契約までに必要な書類として本人の住民票、保証人の印鑑証明書、所得の収入証明書、契約費用は事前に準備しておくと契約のロスが少ないでしょう。(ちなみに公的証明書は期限がありますので古いものは使えません)